進行性網膜委縮症というめずらしい病気

今、私の愛犬は「進行性網膜委縮症」という遺伝性疾患に罹っています。
きっかけは、この病気の遺伝子検査が出来るということで試しに行ったのでした。
結果はアフェクテッド(C判定)で、発症遺伝子を持っているということでした。

この病気は徐々に網膜の血管が委縮し、最終的には失明をするという病気です。犬種によるそうですが、
だいたい5歳以降に発症することが多いそうなのです。
検査当時の愛犬は2歳でした。遺伝子検査の結果に納得がいかなかったというのもあり、
眼科専門医にことの経緯をお話しして受診することにしました。

一般的に5歳以降と言われているこの病気ですが、2歳で初期症状が出ているとのことで大変ショックを受けました。
遺伝性疾患なので完治することはありません。ただ愛犬が光を失っていくのを見守るしか出来ないのです。

何とかならないものかと担当医にお話しを聞くと、治ることは出来ないが進行を抑えることが出来る方法があるとのことで、
それを試してみることにしたのです。それは、「アスタキサンチン」です。鮭などに多く含まれる成分だそうで、
抗酸化作用が見込まれるとのことでした。犬用のサプリメントにもこのアスタキサンチンが含まれた製品があったのでそれを続けていきました。
ドッグフードも抗酸化作用が含まれる成分を探したりして、何とか進行を抑えられるようにしていきました。

4~5歳ぐらいになった頃です。徐々にガラス玉のような目に変化し始めました。この頃から夜は全く動かなくなり
昼間もあまり運動したがらなくなりました。おそらく視野が狭くなって見ずらい状況だったのかと思います。

5歳~7歳ぐらいになった頃は、左目が完全に見えなくなったように思います。左側にある物などの反応が全くなくなったのです。
壁などにもぶつかり始めるようになって、模様替えなどあまり室内の環境を変えないようにしました。愛犬の室内の記憶があるうちに
なるべく位置を固定してあげることで、ぶつかる回数を減らす努力をしました。

そして現在8歳を迎えた愛犬は、貴重な右目の光も失いました。昼夜問わず、全く動かなくなりました。
真っ暗な世界になったのですから、怖くてしょうがないのだと思います。

今、家族でなるべく声掛けしてあげて、私たちは常に傍にいるよということを知らせてあげるようにしています。
失明した愛犬の介護が始まったばかりですが、いろいろと模索しながら、天寿を全うできるようにしてあげたいと思っています。

保健所からもらってきた子犬

現在飼っているのは保健所から生後推定2ヶ月の子犬の状態で貰い受けた子です。保険所の獣医さんによると、胃腸が少し弱い子なので食べ物についての注意事項などに気をつけてくださいとのことでした。非常に怖がりな性格でしたので、なれない家にやってきたストレスなのか、2日目の夜から朝にかけてひどく下痢の状態にあり、朝ゲージの中をのぞいたときにはシートはフンだらけで、自分のフンまみれで震えていました。体を洗ってやり清潔な状態にもどしてからエサを少し与えてみましたが食べず、心配になりすぐに動物病院へ連れて行きました。先生によると原因は判らないけれど薬で良くならなければまた連れてくるように言われました。その後、遊んであげたり一緒の時間をもつことで馴れてすぐに元気になりました。あの時の震える子犬が鳴きもせずただじっとしていたことに心が痛みます。普通ならばクンクン鳴いたり、活発な子犬ならば吠えたりして助けを求めるだろうに、静かにしていたのはまだ慣れない私達家族を警戒していたのでしょう。今では1年以上たち胃腸も丈夫な様子ですが、怖がりな性格はかわりなく、風になびくビニール袋を見てもビックとしたり、体の大きな男性には警戒心をあらわします。はじめて見るものにも反応するので、毎日のストレスが心配です。体はハスキー犬ほどの中型なので、近所の子供達からは「おおかみ犬がやってきたー」と言われますが、臆病なので狼とはほど遠い存在なのです。

原因不明で入院する羽目に

昨年の秋に我が家のポメラニアンの子犬を夜に散歩に連れて行った途中でのことです。子犬を抱えたときに、今まで聞いたことのないような苦痛に満ちた鳴き声を突然出し身体が震え出しました。そのまま自宅に抱えたまま連れて帰り、様子を見ていると子犬は震えが止まらずに家の至る所にオシッコを漏らしてしまい、最後には寝込んで動けなくなってしまいました。

慌ててタクシーで動物病院に行き診療してもらうと、原因不明とのことで一晩入院させました。
その晩は痛み止めを飲ませてもらったようで翌日は何事も無かったかのように元気に退院しました。

その後、子犬はどういうわけか足で身体を掻くような仕草を頻繁にするようになりました。そのうちにお腹を頻繁に舐めるようになり、足で身体を掻く仕草もひどくなりました。動物行動学専門の獣医さんまで紹介してもらい診察を受けてみましたがそれらの行動の原因も不明でした。

そのうちにお腹の舐めすぎで皮膚炎を起こしてしまい、皮膚炎治療も受けることになり毎週のように動物病院に診療を受けました。子犬にとって通院のストレスは大きいものだったと思います。

数ヶ月経っても最初に起こった苦痛に満ちた鳴き声や震えの原因も、足で身体を掻く仕草、お腹を執拗に舐める仕草などの行動原因も不明でした。

問題行動はあるものの日常的には子犬は元気にしていて痛そうにしていることはありませんでした。

そんなある日、散歩に出かけて近所の公園で子犬を好きなように走らせていると、急に片足を上げてケンケン歩きを始めました。痛そうにしていたので慌てて抱きかかえて自宅に戻り、ケンケン歩きの状態をデジタルカメラで動画撮影してから後日、獣医さんに見せました。

獣医さんは思い当たる節があったようで、子犬の足のレントゲン撮影をすると膝の骨がずれていることがわかり、小型犬に多い膝蓋骨脱臼との診断結果が出ました。
子犬は膝の脱臼をその場で直してもらった後はケンケン歩きもしなくなりました。

我が家の床はフローリングなので滑らないようにマットを敷いていたものの、フローリングのままの部分も残っていたので床全面に滑り止めマットを敷くことと、膝に負担のかかる激しい運動は避けるようにとアドバイスを受けました。子犬の膝のレントゲンを見る限り、先天的に膝のお皿が片側欠けていて脱臼しやすいとのことで、症状が悪化すれば手術する必要があるので、体重が増えて膝への負担がかかってしまわないように、体重コントロールにも気をつけるようお話していただきました。

その後、獣医さんのアドバイスに従ったところ、足で身体を掻く仕草も減っていきました。気がつくとお腹を舐める行動も収まり子犬の通院もほとんど無くなりました。

今回は膝の違和感から身体を足で掻いたり、通院のストレスでお腹を舐めることで子犬はサインを出していましたが、私や獣医さんが犬の症状の根本的な原因を突き止め、犬の出しているサインに早く気がついてあげることがとても大事だと身を以て経験しました。今後、犬とのコミュニケーション能力をもっと高めたいと思っています。

犬を飼うということの責任

“トイプードルのオスを飼っています。飼い始めた翌日から嘔吐と下痢を繰り返し、水分が摂れなくなったため、動物病院に行ったんです。犬を飼うことが初めてだったので、それまで動物病院にお世話になる機会がなく、インターネットで動物病院を探すところから始めたんです。数多くある動物病院の中から、自宅に近いところを選び、インターネットの口コミを参考に決めたんです。
動物病院では、まず寄生虫の検査をしたんです。結果は陰性だったので、胃腸炎と診断を受け、点滴と飲み薬を処方されたんです。
点滴の際には、針が刺さった瞬間は痛みが強かったようで、「キャン」と聞いたことのない鳴き声を出し、わたし自身が不安になってしまったのですが、獣医さんを信頼し、お任せすることにしたんです。
点滴中は、しっかり体を押さえられており、その姿が痛々しかったです。犬を飼うということの責任やリスクを考えさせられた瞬間だったと思います。
点滴で水分を補い、体が楽になったようで、帰宅後からは嘔吐も治まり、安心したことを覚えています。
その時、お世話になった獣医さんが我が家のトイプードルのかかりつけ医になり、ワクチンなどもその獣医さんにお願いをしています。
人間にかかりつけ医がいると安心するように、犬であっても、それぞれ合う薬や体質などがあるようなので、かかりつけ医がいると心強いと思います。
獣医さんには、病気やワクチンのことだけではなく、犬の飼い方全般の相談にも乗っていただけて感謝しております